鳴宮くんは悪い子‼
第4章 エロ魔神
「あの…さ」
私が鳴宮の事何も知らないってことは、鳴宮も私のこと知らない。
「なんだよ?さっきから…」
「清水笑、15歳、1年2組。お水かけてごめんなさい!!」
私なりに、誠心誠意謝った…つもり。
お水かけたこと謝ったし。
そろそろ私も退散させて…
「…鳴宮和輝。ファミレスで喧嘩して悪ぃな…」
…うそ
ヤンキーが私に謝った!!!!
明日槍降るな。
ひいお爺ちゃんの倉にある鎧着て学校行かなきゃ。
「…ぅん」
やば。声震えた。
「だから、今夜泊めろよ?えみ」
「へっ!?」