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鳴宮くんは悪い子‼

第10章 やっぱり。






別にいいし。
あんな変態ヤンキー…

「えみ」

後ろから呼ばれる。
私を呼んだのは、陸だった。

「…もう鳴宮とは関わるなよ」


知ってるよ。



「あと、それと――――」







今日もバイトだ。
毎回笑顔作って、

皿割って、

オカマ店長に怒られて、

また同じ毎日が続く。





私の足は勝手に動き、屋上へと目指した。

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