
二度目の恋
第2章 臆病な自分と、優しい彼と
彼と知り合ったのはかおるを通じてだった。
旦那である梨本が所属する草野球のチームの試合を見に行った時、逆転ホームランを打って得意げに走る姿が印象的だった。
それがきっかけで野球チームの試合を見に行くようになり、飲み会などのイベントにもかおると一緒に参加するようになった。
…と言うよりはかおるに付き合わされたという感じだが。
最初は失恋の事もあり、男性に対する恐怖心もあってなかなか楽しめなかった。
そんなかなみによく話しかけてくれたのが和也だった。
彼と話すようになり、優しさに触れる内だんだん惹かれていく自分に気付いた。
だが、その気持ちは決して表にでないように気をつけた。
明るく、チーム内のムードメーカーでもある彼。
たぶん、気をつかって優しくしてくれているだけ。
そう、自分に言い聞かせていた。
旦那である梨本が所属する草野球のチームの試合を見に行った時、逆転ホームランを打って得意げに走る姿が印象的だった。
それがきっかけで野球チームの試合を見に行くようになり、飲み会などのイベントにもかおると一緒に参加するようになった。
…と言うよりはかおるに付き合わされたという感じだが。
最初は失恋の事もあり、男性に対する恐怖心もあってなかなか楽しめなかった。
そんなかなみによく話しかけてくれたのが和也だった。
彼と話すようになり、優しさに触れる内だんだん惹かれていく自分に気付いた。
だが、その気持ちは決して表にでないように気をつけた。
明るく、チーム内のムードメーカーでもある彼。
たぶん、気をつかって優しくしてくれているだけ。
そう、自分に言い聞かせていた。
