
二度目の恋
第3章 前触れ
以前いたからわかるが、開発部は毎日のルーティンワークではない分、業務の忙しさが読みにくい。
自分でキリをつけないとなかなか終わらない。
「で、美味しいモノ食べてストレス発散しようかと咲良と言ってたんです~」
「あ、そうだ!…良かったら、野瀬さんも行きませんか?まだお店も決めてないんですけど。」
「…あ。」
相葉ちゃんこと、相葉咲良が提案すると、二宮すみれが何かに気付いた。
「野瀬さん、今日先約ありますね?」
「え?」
かなみが聞き返すと、すみれはテーブルに置かれた化粧ポーチを指差す。
「…化粧直してる」
「…別に普通じゃん」
咲良のツッコミに
「前、帰るだけなのに化粧品直しするの面倒くさいって言ってたんです。なのに、お化粧直ししてるって事は…」
そう言いながら、すみれはかなみを見る。
…そうだった。すみれは結構鋭かった。
自分でキリをつけないとなかなか終わらない。
「で、美味しいモノ食べてストレス発散しようかと咲良と言ってたんです~」
「あ、そうだ!…良かったら、野瀬さんも行きませんか?まだお店も決めてないんですけど。」
「…あ。」
相葉ちゃんこと、相葉咲良が提案すると、二宮すみれが何かに気付いた。
「野瀬さん、今日先約ありますね?」
「え?」
かなみが聞き返すと、すみれはテーブルに置かれた化粧ポーチを指差す。
「…化粧直してる」
「…別に普通じゃん」
咲良のツッコミに
「前、帰るだけなのに化粧品直しするの面倒くさいって言ってたんです。なのに、お化粧直ししてるって事は…」
そう言いながら、すみれはかなみを見る。
…そうだった。すみれは結構鋭かった。
