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二度目の恋

第3章 前触れ

全く、宮崎さんといい、ニノちゃんといい。
ギャップが激しいよなあ…


「寒っ」


会社を出ると、すっかり日も落ちて、頬に当たる風が冷たい。


お店どこにしようかな。マル君は多分車だから、飲めないし…。


地下鉄を待ちながら、携帯で店を検索する。
あ、メールしなきゃ。

携帯の時刻を見ると、17時半。まだご飯するには早いか…


〈今から地下鉄に乗りま~す パルコ裏のタリーズで待ち合わせていい?お店は一緒に決めよ。〉


「よし。」


送信完了画面を確認して、携帯を閉じると、ちょうど地下鉄がホームに入ってきた。


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