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愛されて。

第1章 第Ⅰ章


家に向かって歩いていると、

「ッ…瑞希!!!」


あたしを呼ぶ声が聞こえて、後ろを振り向くとそこには…







「…彰吾」







あたしが名前を呼ぶと、腕を引っ張られ強く、強く抱きしめられた…。


「おまッ…マジで心配したんだからな…?」

彰吾…


思わず涙が頬を伝わった。
以前のあたしなら、人前で泣いたりしなかった…


「ごめんなさい。彰吾」



「///とにかく、俺ん家来いよ」

「あっ、うん。」



彰吾の前では、素直になってしまう。
彰吾を好きだと気づいてしまったから…?







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