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一日一恋

第1章 はじめて

会いたい
というか
会っていたい
同じようで全く違う
彼は最初熱く燃え上がるタイプだけれど
私はじわじわと炎を強くするタイプ
だから限りがない
自分でも限りを知ることができない
時間が無限にあって
彼とひたすら愛し合って
それを想像して幸せだと思うけれど
現実にそれは起こり得ないことであってよかったと思う
二度と現実に帰ってこれなくなることがないから
あなたとの幸せに溺れても
それが夢でなくてよかったと思えるくらい
私はあなたとの人生が本物であることがこんなにも嬉しい

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