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約束

第3章 喧嘩

学校について、あっけなく一時間目が終わった。
放課後になり、親友の紋乙が、委員会で一緒に帰れないから、1人で帰ることにした。
1人で道を歩いてると、「ねぇ君」と声をかけられた。
…!
「何ですか?」
「君ちょー可愛いね☆ちょっと付き合ってよ」
そう言われ腕を引っ張られた。
「ちょっ!!やめてください!!」
「なーに照れてんの!いいから来てよ」
…誰か!!こいつらを止めて!

その時ー…
「痛って!!何すんだよ!!!!テメー!!!!」
…えっ?あいつ…何で…?
「バカ女、今のうちに行け!」
「あんたを置いて行けるわけないでしょ!!」
「いいから!!!」
ビクッ


何よ…怪我したってしらないからね。
「わかったわよ」
私は走ってその場をさった。



家につき、はぁとため息をつきながら自分の部屋に行く。
約一時間が過ぎ、玄関のドアがガチャッと開く。
私は走って玄関まで行った。
そしたら、予想通り傷だらけだった。
「ちよっとあんた、傷だらけじゃない…何でこんなまでなって私を助けたの?」
「………………」
「おまえが傷つくと母さんが悲しむだろ」
!!!

それは、あんたも同じじゃない!!
私はほっとしたかしらないけど腰がぬけて地べたにへばりついた。
「よかったよ…あんたが大怪我しなくてぇ」
私は涙がぼろぼろと出てきた。

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