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人類戦記

第7章 魔眼と魔腕

スカッ

!?

僕の振り下ろした剣は虚しく空を斬り、僕はバランスを崩して前のめりに倒れた。
「なんで外れたの!?」

ラチェッタは呆れた声で言った。
「剣が半分に折れてるのに、間合いを詰めないからだ。」

そうだった。さっきので剣が半分に折れて居たんだった。

ラチェッタは続けるようにして言った。
「まあ、今のは良かったぞ。
攻撃にバリエーションを持たせてもいいと思うぞ。」

こうして僕らは一度ラチェッタが魔法でぶちあけただけの野性的な拠点に帰って休むことにした。

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