
あたしのご主人様!
第3章 ご主人様とピンクローター 2
さすがはリオンのシアタールーム。広くて、綺麗だった。
ドーム状の入り口をくぐると青いカーペットが引かれ、ちょっとしたホテルのようなシャレた作りなっていた。
やはりここも人が多い。
あたしはなるべく中のおもちゃから意識をそらそうと必死になりながらも、つい周りを見渡してしまった。
「余裕そうじゃん。慣れちまったか?」
「……っ」
振動を強められ、あたしはびくんと背を震わせた。とっさにシュウの腕をぎゅっと掴んでしまう。
「ん? もっと強くしてほしいって?」
耳元で囁かれ、あたしはぶんぶんと首を振る。
もう、無理。
ずっとおもちゃに刺激を与えられ続けているせいで、すでにあたしのアソコはぐちゅぐちゅだった。どろどろ溶けて、蜜が溢れ出している。
全身も熱くて、まるで性感帯みたい。
このままだってつらいのに、これ以上刺激が強くなったらおかしくなってしまう。
しかもこんな、人がいっぱいいる場所で、なんて。
「もう無理、やだ……」
シュウの腕にしがみついたまま必死になって訴える。
