
あたしのご主人様!
第2章 ご主人様とピンクローター
「ひゃあっ……」
なのに、ふいに中のおもちゃの振動が激しくなった。
驚いて、悲鳴と共に体がぴくんと跳ね上がる。
「やっ……何……っ」
内壁を刺激する、小刻みな振動。あたしはこらえきれずに、シュウの腕にしがみついた。
「ん? いや、物足りなさそうだったから」
しれっとそんなふうに言うシュウに、あたしは必死に訴えかける。
「そんなこと……ない……っ。やあ、止めてっ」
息が上がって、肩が激しく上下する。
「それじゃ調教になんねぇだろ?」
「じゃあ、弱くして……っ、あっ、こんなの無理……っ」
すでに秘部からはいやらしい愛液が溢れ出している。中に入れられたおもちゃのせいで、全身に熱がたまってどうしようもなかった。
すでにじっとしていることはできず、シュウの腕を掴みながら体は自然と揺れてしまう。
「お願……っ、んん、止めてぇ」
「おまえのその顔好き。ぞくぞくする」
好き? 言われ慣れない言葉に、一瞬ドキっとする。
シュウは意地悪く笑って、絶望的な一言を告げた。
「ショッピングモールまで十五分くらい。それまではその強さで我慢しな」
