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☆smile☆~あの笑顔は私だけ~

第1章 遅すぎる発見

かっこいいよねとはいいながら、メアドを交換して少しメールした位。
そんなどころじゃない位、阿部が荒れ始めていた。

いじめっていってもする事は、無視にイタズラ以上っ!
それでも、あたしは許せなかった。

りほ「まじ、阿部って最悪だよね」
萌乃「ほんっと。なんか病んでるみたいな髪型して調子乗ってる。」
りほ「今、有頂天になりすぎなんだよ」
萌乃「鏡を見てから行動しようか!って言いたいわ(笑)」

「おまえらの方がきめーよ、」

あたし達がわざと聞こえるように言ったから阿部も言い返してくる。


結局は阿部と女子の対立と言う形になっていった。(と思っていた)





「最近あそこ4人で行動してないよねー」
「今までは福部と岩切が仲良かったのに、岩切は阿部といるよね!?」
「そう。だから鈴木と福部はいい感じだよん♪」
「ねっ、あの2人はみんなと話すよね!」
りほ「いつのまに分裂してたんだ!」

「ねーねーりほぉー知ってるー?」
りほ「何をっ??」
「岩切めっちゃ怖いんだよー(汗)」
りほ「え??怖いの??」
「うんー。やばいよー?」
「なんかねー、Dの女子ほとんど嫌いらしいよー。」

(ってことはあたしも嫌われちゃったんだ..。
嫌われたくなかった。いや、嫌われたくないよ!)

りほ「まじかぁー怖いっ!」

(メールで謝ろう、っと今決めた!)





『ごめんなさい。』

あたしは、嫌われたくないが一心でこの単語を打ち込んだ。
けれど、なかなか送信ボタンを押せない。
なんとか送信をしたけど、なかなか返信がこない。
時間が経てば経つほど不安が増していく。
(っ、やっぱり嫌われちゃったってのは本当なのかな...。)




♪~
(っっ!メール!きた!うぇい!きた!)




メール受信:岩切海


(でも怖いよー。怖いよぉ。)


『ん?どういう事?』


(っっ、ですよね、やっぱり(笑))


『聞いた話なんだけどその内容でごめんって事。』

(謝ったって許してくれるのかな?)


返信がくるのを待つ...。

(早くきてー!早くー!(T^T))

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