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短編BL小説  いろいろ。

第4章 クリスマス



「・・・わぁー・・・。」




本当に好みの装飾の席に、伊織は感嘆する。

ゴツゴツした岩の隙間にツタのような植物が垂れ下がる。
まるで、ジャングルに来たようだ。






「よかった、気に入ってもらえたようで。センパイもこういうのが好みなんですね。」



敦也がホッとしたように話しかけてきて、趣味が合いそうですね、といって笑った。


つられて伊織も笑顔になる。




こうしていると、まるで久しぶりに再会した友人の様だと思った。

少しの間仕事を忘れられそうだった。

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