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出会いの海岸

第2章 謎の女・・・

有香「どうかな。トータルの人間性とか考えると、その話こそ、一方的なような気がする」
サンタ「それやったら、俺に聞くな」
美幸「きっと、何かしたんだよ」
サンタ「何をだ」
涼子「とんでもないことをだ」
サンタ「お前らのほうがとんでもない人間やろ。俺がここにいるのはその結果や」
有香「でも、よくわかんなかったな。永作博美だったよね」
美幸「本人は何で否定してたんだろう」
涼子「きっと、妙に恥ずかしかったんだよ。サンタに未練があるなんて、私達にしられたくなかったんだ。それで、あんなおかしな話になっちゃったんじゃない」
サンタ「お前がいっても何の真実みもないわ。だいたい、何でおれと付き合って恥ずかしいんや。もうどうでもいいやろ」
有香「理由が分からないと釈然としないよ」
サンタ「それよりもう帰るで。夏に幽霊話やったら丁度よかったわ」
涼子「帰りはどこへいく」
サンタ「何言ってるんや、まっすぐ帰るんや」
涼子「やだよ。今日は、腹一杯食べるんだから」
サンタ「もう、食べたやろ」
涼子「ぜんぜん」
サンタ「まだカニが残ってるわ。それ食べ」

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