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スコアワールド

第4章 School

「以上です。では、担任の先生の指示に従い・・・・・・。」

放送が終わり俺は隣の席をちらりと見る。
だが、やはりそこに翔はいない。

「じゃあ、HR始めるぞ。さっきの放送でも言った通り転校生がこのクラスにくる。ちゃんと仲良くやるんだぞー。」

そんな担任の言葉を聞き流し俺は先ほどから定まらない思考を放りすてる。
そして、机に突っ伏し居眠りを始めた。
別にいつもなら声の聞こえない俺が聞いているフリをしていても意味ないしどうせ後で担任が教えに来るから大丈夫だ。
それに・・・・・・・この混乱した頭を休ませておきたい。
俺はそう決め眠り始めた。

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