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テニスの王子様かもね

第3章 泊まり

ハルトは夢を見ていた。何処か懐かしいことだった。女の子がハルト一緒にいること。

ハルト:――は優しいね。
――:当たり前じゃん☆

名前が聞こえない。耳をすましても名前が聞こえないのだ。

ハルト:また、あいたいな――に…
――:私もだよ。

あの子の顔が思い出せない。あの子はどんどん遠ざかっている。

ハルト:――!!どこにいくんだよ!!

――:ゴメンね…

ハルトはそこで意識が消えた。


ハルトは勢いよく起き上がった。汗をグッショリ掻いている。顔に手をやると涙が流れていた。

ハルト:誰だっけ…あの子?

ハルトはTシャツを着替えて、ベットに入った。どうしても先程の夢が焼き付き、離れない。

ハルト:何処であったんだろう?

とても気になっていた。ただ1つだけ気付いた事があった。

ハルト:朔夜に似てた…

ハルトは振り払おうと頭を振った。

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