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テニスの王子様かもね

第4章 記憶

屋敷の門を通ってからレオン以外に黒い馬の黒耀が近づいてきた。ハルトは黒耀に海堂を無理矢理巻き込んで跨っている。レオンに赤也とリョーマが乗っている。

赤也:ライオンって乗り心地良かったんだな〜

リョーマ:そうっすね、モフモフ…

赤也とリョーマはレオンの乗り心地を堪能していた。

ハルト:薫、馬初めて乗った?

海堂:あ、あぁ…

ハルト:クスッ黒耀、サービスしてやろうか。薫、俺に捕まってな?

海堂は恐る恐るハルトに捕まる。

ハルト:はぁッ!!

ハルトが黒耀の体を軽く叩いた。すると黒耀は屋敷の入り口に向かって走る。海堂は驚き、しがみ付いていた。他のRメンバーは走って後を追う。レオンも走り出し、赤也とリョーマもしがみ付いていた。

ハルト:黒耀!Stop!!

屋敷の入り口に着くと、ハルトは黒耀から飛び降りた。黒耀はしゃがみ込み、海堂を下ろせるようにした。他のRメンバーも着き、赤也とリョーマもレオンから降りた。

ハルト:ただいま。朔夜?

朔夜の部屋から何となく声が聞こえる。

ハルト:朔夜、まだいないみたい。先にお風呂どうぞ。朝の間に洗っておいたんで、お湯入れるだけだし!

幸村:言葉に甘えるよ、ハルト。今日はご飯の準備手伝うからね。

ハルト:了解、じゃ一緒に行こう。

ハルトは皆の為にお風呂のお湯溜めをリヴァ<リヴァイアサン>にしてもらっておいたのだ。

ハルト:先入ってて、服取ってくる。

ハルトは皆から離れ、朔夜の部屋へ向かった。

〜朔夜の部屋〜

ハルト:朔〜?入るよ?

ハルトは朔夜の部屋に入ると

ハルト:朔夜?どうしたんだ?…!?

ハルトは朔夜の状態に絶句した。

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