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テニスの王子様かもね

第4章 記憶

ハルトは朔夜をレオンと一緒に抱き締めた。

ハルト:朔夜、大丈夫、大丈夫だから…ここなら1人になんかならない。精市や手塚部長もいる。俺もレオンも…だからさ恐がらないで…俺も…1人なんてもう嫌だから…

ハルトは朔夜を慰めながら傷を癒していた。

ハルト:パチンッ!ケアル…

すると淡い光が朔夜を包み込んだ。光が消えると傷は治っていた。

ハルト:俺には甘えたいだけ甘えなよ…

ハルトはそう言うと歌を口ずさみ始めた。

ハルト:君の言葉は
夢の優しさかな?
嘘を全部覆い隠してる
ズルいよね

旅立つ君に
冷めた背中見せて
聞いていたよ1人戦うの?
ズルいよね

“帰ってくるから”
追い越して行く君の声
意地張って
強いフリ刻を戻して

叫べばよかった?
行かないでと涙零したら?
今は出来るどんなことも

聞こえてる?1000の言葉は
見えない 君の背中に送るよ
翼にかえて

聞こえてる?1000の言葉は
疲れた 君の背中に寄り添い
抱き締める

言えなかった 1000の言葉は
ラララララ〜
君の背中に送るよ
翼にかえて

言えなかった 1000の言葉は
ラララララ〜
君の背中に寄り添い
ラララララ〜ラララ〜

歌い終わると、朔夜とレオンは寝ていた。ハルトはリヴァに頼み、朔夜の血を綺麗に洗い流してもらった。

ハルト:今日も茶碗蒸し作るな…じゃ夕食の準備に行ってきます…
ハルトはそっと部屋を出た。リビングから服を風呂場へ運び、夕食の準備に取り掛かる。

〜メニュー〜
・ご飯
・豚汁
・ほうれん草のごま和え
・茶碗蒸し
デザート
・抹茶アイスクリーム

ハルト:抹茶アイスクリームは時間かかるから先に準備して冷やすか…

ハルトは夕食の準備に取り掛かった。

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