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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

何時も通り朝練に出て、教室に向かうと教室が賑やかだった。

ハルト:なんでこんなに賑やかなんだ?

海堂:転入生だとよ。

席に行くと海堂が教えてくれた。ハルトはここ数日、学校に行かずに雲村玲奈について調べていたのだ。そうしたら裏業界にまで手を出していた。最悪な一家だった。青学と立海Rメンバーには教えてある。

ハルト:つまり今日来るのか…
<こりゃ数日間は食事できないな…>

ハルトはストレスが酷いと食事を出来ないのだ。

●●:こら席に着け!今日は転入生が来る。入って来なさい。

教室に入って来た途端、薔薇の香水の匂いがした。ハルトは吐きそうになったが、海堂が背中を擦ってくれた。海堂も顔を歪めている。
玲奈:雲村玲奈でぇす!
皆宜しくねぇ

ハルトがガチで吐きそうになった。

●●:雲村さんは如月!

ハルトはポーカーフェイスを貼りつけ、手を上げる。

●●:如月の隣です。

玲奈:はぁい!如月君、宜しくねぇ

ハルトは頷くだけで終わらせた。香水の匂いが強烈で頭がクラクラした。

海堂:ボソッ)ハルト、酷かったなら保健室行け。

もうハルトは喋れないぐらいになっていた。

ハルト:<うげぇ〜、気持ち悪…これなら3ヶ月は食事しなくてもいいかもな…衰弱するだろうけど…>

ハルトは相当まいっていた。
授業中は海堂の方に席を寄せ、吐くのを耐えながら受けていた。

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