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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

ハルトは授業を限界突破で受けた。教師には顔色がヤバいと言われたが、ハルトは根性で乗り越えた。部活の時間は楽園だと思いたかったが…

竜崎:今日からマネージャーの雲村玲奈だ。皆仲良くするんだよ!

マネージャー!?ふざけんな!!とRメンバーは毒づいていたが、雲村は知るはずもなく…

玲奈:雲村玲奈でぇす!!皆の為に頑張りまぁす!!よろしくねぇ!!

…Rメンバー以外は何故頬を赤くするんだろう?ハルトは朔夜しか知らない恋人がいるのだ。
高嶺清麿、ハルトの恋人である。性別は男だが、ハルトは清麿と相思相愛なのだ。

ハルト:<清…会って話したいよ…>

ハルトは現実逃避していた。雲村はしつこくレギュラー(R)に付き纏っていた。特にハルトには…他のRメンバーはハルトを1人にしないようにしていた。

手塚:ハルト、打ち合いするぞ。

リョーマ:ハルト、ダブルスのペア組んでよ。

菊丸:如ッチ!動体視力の極める練習に付き合ってにゃ!!

などである。そしてやっと…

キーンコーンカーンコーン×2

学校が終わった。ミーティングをしてハルト達は部室で着替えた。

シャラーンシャラーン

ハルトの携帯が鳴った。朔夜からの電話だった。

ハルト:朔夜からだ…

桃城:ハルト、今日お前の家に行ってもいいか?
<雲村からの護衛として>

他のRメンバーも頷く。

ハルト:いいよ。<つうか、来て>

ハルト達は荷物を持って正門へ向かった。

〜正門〜

朔夜が赤いバイクに乗ってハルトを待っていた。その後ろには2台のタクシーがいた。中に立海Rメンバーが乗っている。

朔夜:ハルト?青学の正門に着いたよ。

ハルト:<悪い、今そっちに向かってる>

朔夜:わかった、待ってるよ。

朔夜は電話を切って、携帯をポケットにしまった。2分くらいすると、青学Rメンバーと共にハルトが来た。

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