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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

師走:初めまして、
師走だ。弥生が黒い性格で悪かったな。

水色の髪はストレートに下ろしてあり(肩ぐらい)、瞳は黒だった。

河村:師走さんはどう思いましたか?

師走:あれが俺なら完膚無きまで潰す。

やはりハルトの人格達は怖いのが多かった。

不二:僕と同じ匂いがするよ。

幸村:俺もだよ。

黒魔王3人が揃うと、
絵になるくらい恐かった。

赤也:師走さん、
ハルトと誰ならいいんすか?
さっきから弥生さんもセイヤさんも皆が否定してるすけど…

師走:俺らが認めるのはただ一人、清麿さんだけだ。

全員-師走、朔夜:清麿?

朔夜:ハルトの彼女だよ。
凄く良い人、
怒ると、滅茶苦茶怖いけど…

師走:そうだな。
シヴァ、おかわりを頼む。

すると、全身が薄い水色の女の人がポットを持って来た。

師走:サンキュー、シヴァ。

桃城:師走さん、
どちら様ですか?

師走:俺の召喚獣のシヴァだ。
氷の女王。

シヴァは一礼して部屋を出た。

幸村:あれが召喚獣…

大石:人みたいだったけど…

師走:ハルトやセイヤや弥生は人みたいなんて言えないぞ。
ハルトは水龍のリヴァイアサン、
セイヤは地獄の炎鬼、イフリート、
弥生はさっき本人が言ったように暗黒の召喚獣アニマだしな。

リョーマ:召喚獣ってどんくらいいるのさ?

朔夜:たくさんいるからね、
でも、俺はバハムートかな?

師走:バハムートは…
俺が一番苦手な神無月だ。
見たいなら神無月に言え。

朔夜:神無月はなかなか出てこないじゃん。

師走:あいつは人前が苦手なんだよ。

赤也:宇宙語が飛んでるっす…

赤也は師走と朔夜の話を聞いて言った。他のメンバーも頷く。
シヴァがお菓子の詰め合わせた籠を持ってきて、テーブルに置いてまた出ていった。

朔夜:暫くは水無月の方がいいんじゃないの?

師走:水無月か…
あいつは肝心な所で抜けてるからな…

結局、弥生と師走がハルトを交替で支える事になった。

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