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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

次の日、休日の部活の日…
ハルトはローラースケートで青学へ向かっていた。心<なか>のセイヤと弥生が煩かったが、部活は出たかった。雲村玲奈がいようと…

ハルト:はぁ〜…!

ハルトは周りに気配を感じて、
懐のナイフに手を伸ばしたが、
その前に口と鼻を布で塞がれた。独特の匂いがハルトの意識を薄れさせていく。ハルトは力を振り絞って、蝶型の紙を三枚落とした。
その紙は黒い蝶に変わる。それぞれの所を目指して飛んでいった。一羽だけ上空で待機している。

ハルト:<朔…ごめん…
胡蝶…リヴァ…お願…>

ハルトは意識を失った。



〜青学〜

手塚:ハルト、こないな…

大石:具合が悪いんだろうな…

海堂:心配っすね…

Rメンバーがハルトが来ない事を心配していた。
そこへ…

ーー:ハルトを助けて!!

どこからか声がした。すると、近くを蝶が飛んでいる。

リョーマ:この時期に蝶っすか…?

胡蝶:ハルトを助けて!!

胡蝶がRメンバーの心に聞こえるように叫んだ。

桃城:蝶が喋った!?

胡蝶は気にせず続けた。

不二:ハルトがどうしたの?!

不二は胡蝶の気持ちを察して聞き返した。

胡蝶:ハルトが…
雲村に攫われた!!

胡蝶の言葉にRメンバーは固まった。

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