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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

ハルトSide

ハルト:っ…ここは…

--:<気が付いたかね?>

ハルトは警戒し、殺気を出す。

雲村:<そう警戒しないでくれたまえ、私は玲奈の父だ。君を連れてきた理由は分かるかい?>

ハルトは周りを見回す。
何もない広い空間、
ハルトは答えた。

ハルト:俺を彼氏にでもしたいのか?

雲村:<その通りだ。
君のような素晴らしい存在を
見過ごすのは勿体なくてね。
玲奈のフィアンセにならないか?>

ハルトはとっくに答えは出ていた。

ハルト:断る。

雲村はその返事に高笑いをした。

雲村:<やはり断ったか…
なら君には…>

すると、唯一の扉から虎が入ってくる。

雲村:<その虎にはね、
強化剤を射ってあるんだ。
君の武器はそこの壁にある>

壁からスタンガンが1つ出てくる。ハルトはそれを取り、学ランの上着を脱いで動きやすくした。
虎は涎を垂らして、ハルトを睨み付けている。

ハルト:THE Lowest<最低だ>…

ハルトはスタンガンを構えて、虎を睨んだ。

ハルト:<早くこいよ…>

虎が襲って来た。

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