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テニスの王子様かもね

第2章 青春学園へ

ハルトは学ランの上着を脱ぎ、紺、白、黒のラケットを構えた。
ハルト:準備できたぜ。
竜崎:じゃ行くよ、ホイホイホイホイ!!
竜崎先生お得意のホイホイ球出し、ハルトは普通に返していく。勿論コート内に。
ハルト:すげぇ速い…よくスタミナあるな…
竜崎:ホイホイホイホイホイホイホイホイ!!
ホイホイ球出しは止まらず、どんどん出てくる。
竜崎:最後だよ!ホイホイホイホイホイホイホイホイホイホイホイホイ!!!
ハルト:最後にしちゃ、量多過ぎ…
ハルトはツッコミつつも、全て綺麗にコート内に打ち返した。
竜崎:どうやらあたしの勘は間違ってないようだね。
ハルト:それはどーも。
手塚:竜崎先生、ミーティングをしに呼びに来ました。そちらの方は?
ハルト:青学男子テニス部の部長手塚国光先輩か…初めまして、今日転入してきました、ハルト・如月です。学年は2年、男テニです。
竜崎:あたし自身のお気に入りでテニスの腕はなかなかだよ。9人目のレギュラーだ。
手塚:わかりました。3年の手塚国光だ。宜しく頼む。
ハルト:はい、部長。
ハルトは学ランの上着を着直し、ラケットを片付けた。
竜崎:ハルト、お前も挨拶していけ。これからの仲間にな。
ハルト:…わかりました。
ハルト、手塚、竜崎先生は男テニのコートへ移動した。
〜男テニのコート〜
手塚:集合!!今日は竜崎先生から紹介があるそうだ。
手塚と竜崎先生が入れ代わり、
竜崎:今日から新しく入るハルト・如月だ。ハルト、自己紹介しな。
ハルトはため息をしながら、
ハルト:2年に転入してきた、ハルト・如月です。以後宜しく。
ハルトが自己紹介すると
リョーマ:ハルト…?
1年レギュラーの越前リョーマが反応した。
ハルト:リョーマじゃん、久しぶり。
実はこの二人はアメリカ時代のダブルスのパートナー同士だった。

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