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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

ハルト:確かあの日も朔夜と
物置小屋で遊んでもらうはずだったんだよな…
でも、朔夜は…ッ!!

ハルトはいきなり酷い頭痛がした。頭を抱え、蹲る。

ハルト:あた…頭が…われ…る…
朔…夜…

ハルトの意識はそこで途絶えた。


〜〜〜〜〜

ハルトは懐かしい場所にいた。

ハルト:―――…!?

声が出なかった。
周りを見ると幼い朔夜と幼い自分がいた。
お別れの日だった。
今ならわかる、
朔夜は泣きそうになっていた。

ハルトと朔夜はどんどん離れていく。
幼いハルトは必死に手を伸ばした。しかし、届かない。ハルトも手を伸ばした。そして2人のハルトの声が重なった。

ハルト:『行かないで!!!』

ハルトはここで意識を手放した。

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