テキストサイズ

テニスの王子様かもね

第5章 最悪

〜リビング〜

リョーマ:ハルト、大丈夫すかね…

桃城:越前…
きっと大丈夫だって!!あのハルトだぜ!?

桃城も無理をして明るく振る舞っていた。

ドサッ

ハルトの部屋から何かが落ちる音がした。

不二:今、ハルトの部屋から音がしなかった?

海堂:しましたね…

幸村:したね…

真田:したな…

青学Rも立海Rも考えたのは1つだった。

手塚:ハルトの部屋に行ってみよう。

その場にいた全員が頷いて、
ハルトの部屋へ向かった。


〜ハルトの部屋〜

ハルトは意識を失い、腰を掛けていたベッドから落ちた。
未だに呼吸は荒く、汗をかいている。

ハルト:はぁ…はぁ…朔…夜…

朔夜の名前を呼ぶが、来てくれない。
すると、ドアが開いた。

ハルト:朔夜…?

入って来たのは青学Rと立海Rだった。倒れているハルトに全員が駆け寄った。

大石:ハルト?!しっかり!!

大石がハルトの額に触れると
すぐに手を離す。
高熱を出しているのだ。

大石:誰でもいいッ!
桶に水を張ったのとタオル!
氷枕!飲み水を持ってきてくれ!!

すぐにリョーマ、海堂、桃城、赤也が取りに向かった。
大石はハルトをベッドに戻そうと抱える体制になり、力を入れたが…持ち上げる時にバランスを崩す。

菊丸:大石!?
重たいなら手伝うにゃ!!

大石:違う…
その逆だ…
軽すぎるんだ…
さっき力を入れただろ?
だけど、軽過ぎて拍子抜けしたんだ。

大石は改めてハルトをベッドに移動させた。
そこへ…

朔夜:何かあったの?

朔夜が入ってきたのだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ