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テニスの王子様かもね

第6章 実家

ハルトから清麿への説明に30分
清麿は納得してくれたが、
鬼麿が出てきてしまったので
ハルトが慰めた。

清麿:そいつら絶対許さねぇ…

ハルト:一応助かったからさ…

清麿:それでも!!
ハルトに怪我させたんだろ!?

朔夜:そうだね…

清麿:朔夜だって知ってるだろ!?
ハルトに前にあった事!!
もう嫌なんだよ!!
あんな事は…

清麿はリビングを出ていった。
ハルトは走って後を追う。

〜ハルト&清麿Side〜

清麿はベランダにいた。
ハルトは清麿の肩に触れた。
清麿は振り向くと
目に涙を溜めていた。

清麿:あんなに…
辛い思いしたのはハルトだけじゃないんだよ…!
俺だって…
あの時ハルトが死んだ時…
凄く辛かった…
だから…!!

清麿は言葉が続かなかった。
ハルトが清麿を抱き締めたからだ。清麿はハルトの暖かさに触れて涙を溢れださせた。

ハルト:ごめん…
辛い思いさせて…
もう大丈夫だからさ…

清麿はハルトにしがみ付き、
大泣きする。
ハルトの右肩を濡らしていく。
ハルトは優しく清麿の背中を撫でていた。
清麿が落ち着くまで…

リビングに戻ったのは
30分後だった。

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