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種×庭球<青学>

第1章 トリップ

リョーマ:ハルト、出来たっすよ。

ハルト:分かった、皆は救助船に乗って。

ハルトに言われた通り救助船に乗り込む。ムーンライトは救助船に入ったので隠しておく。

ハルト:皆、これから戦場に行く。そこである事は俺が知ってる世界と同じようにはいかない。だから…本当は渡したくなかったけど…
ハルトは全員に拳銃とナイフを渡した。けれど、皆は驚かない。

桃城:何となくこうなるって思ったぜ。

河村:撃ち方は分からないけど、後で教えて貰える?

ハルト:分かった。

リョーマ:アメリカ仕込みを教えるっす。

手塚:皆、戦場に行く事になる。
油断せずに行こう!!

青学R:オー!!

ハルト:じゃ、行くよ。

ハルトの操縦で救助船は動き出した。

〜宙域〜

ハルトは救難信号を出して、それに気付かれていない間に拳銃とナイフのレクチャーをした。皆は覚えが早く助かった。
すると…

プラント船:<こち…ント船…そこで…している?>

ハルト:気付いたみたいだな。皆、演技宜しく☆
こちらは見ての通り救助船です。俺達の住んでいた場所が襲われて…俺を合わせて10人、14歳前後でいます。両親に皆逃がされました。着艦許可を下さい。

菊丸:グスッ…お母さん…

リョーマ:ヒック…ヒック…お父さん…
桃城:うわわわん!


プラント船:<それは…>

ラクス:<それは大変でしたね。着艦させてあげてくださいな>

プラント船:<しかし…>

ラクス:<嘘を付いてるようには思えませんわ>

プラント船:<分かりました。すぐに着艦準備をする。少し待て>

通信が切れた。青学Rメンバーは嘘泣きをしていたのだ。

ハルト:もういいよ3人共。ありがとう。

リョーマ:嘘泣きって疲れるっす。

桃城:本当だぜ…

青学Rメンバーの乗った救助船はラクスの乗っている船、シルバーウィングに着艦した。

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