IF……餃子を食べたら?
第2章 時生さんに餃子を食べさせてみた
志「あー。だりーな。マジ疲れたわ」
一「ホント、なんで僕までこんなに疲れなきゃいけないわけ?」
黒猫への帰り道。
疲れ果てた私達の足取りも重い。
志「んなもん、しょーがねーだろ。徹さん個別ミッションでいねーし、新堂さん指示だけ出してニューヨーク行っちまうし……」
一「時生ちゃんも今日は予定があってダメって言ってたもんね…」
志「おい、河合。ちゃんとレシピ写してきたか?」
愛「はい、大丈夫だと思いますけど……」
志「あそ。じゃ、天パ。後は河合のレシピみて報告書、書いとけ」
一「はぁ?なんで僕なの?ってか、こーいうのは普通アンタの仕事でしょ?」
志「あ?こーいうのは、下っ端の仕事って決まってんだろーが!」
一「……ふーん。そーなんだ。じゃー河合さん後はよろしくね♪」
愛「ええ?私?」
一「だって、この中で一番下っ端って河合さんでしょ?」
(うっ…)
志「まー、そーいうこった。新堂さんと徹さんのチェック入っからな。しっかり書けよ?」
一「頑張ってね♪」
愛「……」
(言い返せないのが辛い……)
一「でもさー、モジャのアレ、なんなの??どー見ても餃子に見えないんだけど!」
志「餃子の皮の上に具材乗っけて、その上に皮をかぶせる。名づけてUFO餃子だ」
一「何それ。ばっかじゃないの?そんなの食べにくいだけじゃん!」
志「バカいえ!サイズも具材も2倍でお得感満載だろーが」
一「……はぁ。それに比べて僕の餃子見てみて~」
志水さんと話を続けていても埒があかない事を覚った一条くんは、
見事な出来栄えの餃子を私に差し出した。
愛「うん。ほんと、お店の餃子みたい」
一「でしょでしょ~?それにこっちはお星さまの形、こっちはうさぎさんだよ~」
(い、いつの間に違う形の餃子も作ってたんだ……)
愛「す、すごいね……」
一「ま~ね~♪それに比べて河合さんの餃子……すごい手作り感が出てるよね」
(うっ……そんな残念そうな言い方しなくても…)
一「ホント、なんで僕までこんなに疲れなきゃいけないわけ?」
黒猫への帰り道。
疲れ果てた私達の足取りも重い。
志「んなもん、しょーがねーだろ。徹さん個別ミッションでいねーし、新堂さん指示だけ出してニューヨーク行っちまうし……」
一「時生ちゃんも今日は予定があってダメって言ってたもんね…」
志「おい、河合。ちゃんとレシピ写してきたか?」
愛「はい、大丈夫だと思いますけど……」
志「あそ。じゃ、天パ。後は河合のレシピみて報告書、書いとけ」
一「はぁ?なんで僕なの?ってか、こーいうのは普通アンタの仕事でしょ?」
志「あ?こーいうのは、下っ端の仕事って決まってんだろーが!」
一「……ふーん。そーなんだ。じゃー河合さん後はよろしくね♪」
愛「ええ?私?」
一「だって、この中で一番下っ端って河合さんでしょ?」
(うっ…)
志「まー、そーいうこった。新堂さんと徹さんのチェック入っからな。しっかり書けよ?」
一「頑張ってね♪」
愛「……」
(言い返せないのが辛い……)
一「でもさー、モジャのアレ、なんなの??どー見ても餃子に見えないんだけど!」
志「餃子の皮の上に具材乗っけて、その上に皮をかぶせる。名づけてUFO餃子だ」
一「何それ。ばっかじゃないの?そんなの食べにくいだけじゃん!」
志「バカいえ!サイズも具材も2倍でお得感満載だろーが」
一「……はぁ。それに比べて僕の餃子見てみて~」
志水さんと話を続けていても埒があかない事を覚った一条くんは、
見事な出来栄えの餃子を私に差し出した。
愛「うん。ほんと、お店の餃子みたい」
一「でしょでしょ~?それにこっちはお星さまの形、こっちはうさぎさんだよ~」
(い、いつの間に違う形の餃子も作ってたんだ……)
愛「す、すごいね……」
一「ま~ね~♪それに比べて河合さんの餃子……すごい手作り感が出てるよね」
(うっ……そんな残念そうな言い方しなくても…)