IF……餃子を食べたら?
第2章 時生さんに餃子を食べさせてみた
志「お前、女でこの出来栄えはやばいぞ?」
一「僕も…女の子なんだからもーちょっと練習した方がいいと思うよー。まっ、時生ちゃんは河合さんの作ったものだったら、何でも食べちゃうんだろうけどさ」
愛「うっ…頑張ります」
志「だよなー。お前、花嫁修行からどんどん遠ざかってってるもんな。最近ますます腕っぷし上げてっし」
(志水さんと一条くん言いたい放題だな……悔しい…)
志「でよ?この餃子どーする?」
不意に志水さんが質問を投げてきた。
一「んー。教官はミッションに利用してくれって言ってたけど……」
志「今んとこ、口割らせないといけないターゲットもいねーし……一般人に食わせる訳にもいかねーしなぁ」
私達が作っていたもの―
それは、ステラの開発部が新たに開発した自白薬を使用した餃子だった。
愛「餃子って日持ちするものでもないですし、処分するしかないんじゃないですか?」
志「処分ー?もったいねーな。薬さえ入ってなければ俺が食うのによ」
一「モジャが食べたらミッションサボってるのバレバレ~♪」
志「うっせー。天パ!お前だって食ったら経費ちょろまかしてんの言っちまうだろーが」
一「うるさいなー!僕そんな事してないよ。アンタと一緒にしないでよね!」
志「んっだとー?でもよ、折角こんな使えそーなもんがあるのに。なんかねーのかよ?」
一「あっ!」
一条くんの顔がぱぁーっと晴れた。
一「僕、いいこと思いついちゃった」
志「おー?マジ?言ってみろよ」
一「時生ちゃんに食べさせるってのはどう?」
愛「え?」
一条くんが私の方に向きかえり、
悪魔のような囁きをもたらす。
一「知りたくない?時生ちゃんの心の中」
一条くんの言葉が私の中に響いた。
(し、知りたいかも……)
志「夏目さんなら一般人じゃねーし、まっ、この薬の効能調べるにはちょうどいいんじゃねーの?」
愛「で、でも……」
一「まっ、深く考えないでさ。ね、黒猫行こうよ」
愛「……」
志「夏目さんなら大丈夫だ。それにお前もこの効能がどんなもんか知っとくべきだろ?社会科見学だと思ってりゃどーって事ないだろ?」
(確かに、効能については知っておくべきだよね……)
一「ほら、行くよ♪」
私は2人に連れられて黒猫へ向かった。
一「僕も…女の子なんだからもーちょっと練習した方がいいと思うよー。まっ、時生ちゃんは河合さんの作ったものだったら、何でも食べちゃうんだろうけどさ」
愛「うっ…頑張ります」
志「だよなー。お前、花嫁修行からどんどん遠ざかってってるもんな。最近ますます腕っぷし上げてっし」
(志水さんと一条くん言いたい放題だな……悔しい…)
志「でよ?この餃子どーする?」
不意に志水さんが質問を投げてきた。
一「んー。教官はミッションに利用してくれって言ってたけど……」
志「今んとこ、口割らせないといけないターゲットもいねーし……一般人に食わせる訳にもいかねーしなぁ」
私達が作っていたもの―
それは、ステラの開発部が新たに開発した自白薬を使用した餃子だった。
愛「餃子って日持ちするものでもないですし、処分するしかないんじゃないですか?」
志「処分ー?もったいねーな。薬さえ入ってなければ俺が食うのによ」
一「モジャが食べたらミッションサボってるのバレバレ~♪」
志「うっせー。天パ!お前だって食ったら経費ちょろまかしてんの言っちまうだろーが」
一「うるさいなー!僕そんな事してないよ。アンタと一緒にしないでよね!」
志「んっだとー?でもよ、折角こんな使えそーなもんがあるのに。なんかねーのかよ?」
一「あっ!」
一条くんの顔がぱぁーっと晴れた。
一「僕、いいこと思いついちゃった」
志「おー?マジ?言ってみろよ」
一「時生ちゃんに食べさせるってのはどう?」
愛「え?」
一条くんが私の方に向きかえり、
悪魔のような囁きをもたらす。
一「知りたくない?時生ちゃんの心の中」
一条くんの言葉が私の中に響いた。
(し、知りたいかも……)
志「夏目さんなら一般人じゃねーし、まっ、この薬の効能調べるにはちょうどいいんじゃねーの?」
愛「で、でも……」
一「まっ、深く考えないでさ。ね、黒猫行こうよ」
愛「……」
志「夏目さんなら大丈夫だ。それにお前もこの効能がどんなもんか知っとくべきだろ?社会科見学だと思ってりゃどーって事ないだろ?」
(確かに、効能については知っておくべきだよね……)
一「ほら、行くよ♪」
私は2人に連れられて黒猫へ向かった。