ふたつの鼓動
第3章 ふたりを繋ぐウソ
必死に胸と股を隠そうと手をあてるけど
「...手、邪魔」
手首を握って頭の上でつかまれ拘束された
「やあっ...っ手...はなし...」
「離さない」
そう一括され 体がビクッと跳ねた
「......本当に...綺麗な体」
全裸を上から下までじっくりと見られ
恥ずかしくてさっきから涙が止まらない
初めてなわけじゃないのに
いつ見られても恥ずかしすぎていられない
それですら焦らされているような気がする
「...あっ...ありやぁ」
「.....ん？」
「...もうっ見んでよぉ...」
なにをするわけでもなく
ただ頭の上で手を拘束したままわたしの裸を眺めている小悪魔
まるで、どこから食べようかと
仕留めた獲物を見ている妖獣みたいだ
目をギラギラさせたまま クスッと笑い
わたしをまたじっと見据えた
「...いつみても迷う。どこから味わっていこうかなぁ」
彼はそうつぶやいて わたしが体をビクッとさせると 満足そうに言った
「やっぱり...ここ♡」
そう言いながら ふわっと両乳房を鷲掴みにして
揉みはじめた
くにゅんッくにゅんッ
「あっ...あんっ...ふぁッ」
強くつかまれたはずの二つの丘は
驚くほど優しく刺激されて目眩がしそう
チュッと鳴らしながらわたしの谷間に唇を落とし 這わせて舐めながら片方の突起に向かう舌
気持ちいぃ......
自分でも破廉恥なほど感じてしまっていた
「はあっ...ぁっ...ん」
「...はなかわいい」
そう言ってわたしの唇を吸い舌を割入れた
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