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そばにいたい。

第4章 二人の帰宅


シャンプーで遥斗の髪を洗う、細い髪の毛…全然絡まらない…羨ましぃ…!


バスチェアもあるのだが、私はマットの方が好きなのでマットに二人でペタッと座っている。


股の間に遥斗を座らせている。


「流すよー」

「はーぃ」


遥斗がギュッと目を閉じるのを確認して、シャワーで流す


「次、体ね」

「ぼく、自分で洗うよ」

「そう?私、遥斗に背中ゴシゴシして欲しいから…私も遥斗の背中洗いたいな」

「ん…いいよ」


遥斗はそう言ってタオルにボディーソープをつけ泡立てたのを私に渡す。

ゴシゴシと、背中と首周りを洗う、たまに手で触るとソープでツルツルの遥斗の背中が気持ちいい。


「はい、どーぞ」

とタオルを遥斗に返して、私は自分の髪を洗うことにした

なんだか、遥斗と違ってキシキシする…

ゴシゴシ洗っていると、遥斗が振り返ってこっちを見ていた


「背中、洗ってあげるね」

「よろしくー」

私は泡が目に入りそうだったので、ギュッと目を閉じて遥斗に背中を向ける


「どぉ?」

「気持ちいい…ありがと」


遥斗はゴシゴシと背中を洗ってくれる、私の真似をして、首周りも


「んっ…ん…くすぐったい…」

「あっ、ごめ…」

「だいじょーぶ、ありがと」


私は髪を洗うために腕をあげていたからか、脇腹も洗ってくれた。

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