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触って、七瀬。ー青い冬ー

第20章 歪形の愛執



「もっとなかったかな?」

煽っても白状する気はさらさらないようなので
リュックを逆さにして中身をぶちまける

「あれ、なんだろうこれ」

教科書ノート文房具の他に、もう一つ大きめの四角いポーチが出てくる

「開けてみよっか」

「見んな…」

「えー?そんなにみられて困るものなのかなあ」

ポーチを開けると、見えたのはぐしゃぐしゃに絡まったコード

紐の塊を引っ張って出すと、先についた本体が出てくる

佐藤君は紐の塊に驚いている
まさか、あのモデルで校内では当たり前のように芸能人扱いで女子の話題から消えない七瀬夕紀が

なんて思ってんのかな、面白いね

「ねえ七瀬君、これ君のだよね?」

紐の先についているのはローター
黒い楕円の振動体がついたのが5本

それと

「こっちは何?どうやって使うのか教えてもらえるかな、わかる?佐藤君」

「…」

佐藤君が首を振ってくれてよかった。

棒状でディルドに似た形状


「…し、らな…」

「でもこれ七瀬君のリュックから出てきたよ」

ポーチに入っていた小型のリモコンを押すと、
棒の先端が揺れる

「自分で買ってきたの?」

揺れた棒を七瀬の口に突っ込む

「んぐ、ぅ、ぐ」

口の中で暴れたら苦しいだろうな

「こっちのもいっぱいあるね
どこに当てて遊ぶの?」

小さいローター達もスイッチを入れるとぶるぶる震え出す

「んんっ、んぐっ、んん!」

太い棒を喉奥に押し込む

「苦しい?今からちゃんと気持ちよくしてあげるからね」

ローターでジャージの上を撫でる

「んく、っんっ、んんう」

脇腹に沿わせると体をのけぞらせる

ジャージをまくって中のTシャツの下に手を偲び入れる

「っんんっ」

体がびくんと跳ねた
口から棒を抜き取る

白くて筋の通った腹部を撫でて遊ぶ

「ちょっと痩せた?ちゃんとご飯食べてる?」

「るさ…、いっ、っあ」

ぐらぐらと背中のブリッジが上下に揺れる

「ちょっとくらい肉あった方がかわいいよ?
今でも十分かわいいんだけど」

ぐっとTシャツを胸の上までまくる
桃色の突起が2つ
これも久しぶりの光景だった

「立派な乳首だねー」

横で立って見ていた佐藤君に声をかける

「佐藤君も一緒に遊ばない?
ちょうどいっぱいローターあるし」

はい、とローターを手渡す

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