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マックの女

第2章 ファーストフード店マクド鳴門にて

「…… ねえ、おにいさん、あくまで隠すつもりなのね、でも、あなたの能力はもうあたしと同調しているから、遅いわ。さっきからあたしのすべてを触りたいでしょ? もみたいという気持ちが大きいでしょ? 弄びたいとも思ったでしょ? そして、同じ事をあたしにもしてもらいたいでしょ? 」
「えええ…… うううん、なんか君の言葉でさらに変な気持ちになって来ちゃうよ…… 」
 女の決して大き過ぎない豊かな胸を目で追った。きっと乳首のとがった、形のいい反り返った乳房に違いないと、妄想した。
「…… 」
 誠一は淫らな妄想をまたしてしまったことに気がつき、押し黙った。しかし、誠一はさわってみたい衝動に駆られ、今まで制御していた妄想が、すぐにでも決壊しそうな状況だった。
「君の言うとおり、エッチなことちょっと考えたかも知れない…… 」
 誠一は女に脳の中を見透かされているような気になってきた。しかし、そんな能力があるなんて信じられない。だいたい、この女は病気かも知れないと思った。 
「フフ…… いいわ、段々、正直になってきたわね。素直さに免じて、このおっぱい、触らしてあげるわ…… しゃぶってもいいわ…… 」
 彼女の目が既に潤んでいた。
「ただし、妄想の中でよ…… あたしと一緒にいこう…… あたしたち超能力者同士だもの…… さあ、一杯、気持ちよくなろうね…… 」

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