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エイリアンの女

第1章 碓氷峠

 由美子は目をつぶり口は半開きになって、恍惚の表情を浮かべていた。
「あああ、最高だったわよ。でも、これであなたの子どもができたら困るわね」
「え? どういうこと? 」
「あたしたちの星はここが性器なのよ。つまりあなたの星で言うところの口ね」
「下はないの? 」
「下? あるわよ、つまり、あなたの星で言う口になるわね。今度は口でしてあげようか? 」
 真琴は何がなんだかわからなくなってきた。
 

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